20代OLのベトナム転勤日記

コロナ真っ只中でのベトナム転勤生活の記録です。

コロナ禍で当日朝にツアーキャンセルされちゃったけど、ハッピー模様。

 

2021年、1月上旬の話で、写真も特にない、ただ本人がわちゃわちゃ焦っているだけの話です。

それゆえ下書きにずっっと眠っていた、または眠らせる予定でしたが、

これはこれでいいか、とアップしてみました。

 

 

1月上旬。

年に数えるほどしか連休がないので、このまたとないチャンス。利用しない訳にはいかない。と、ハロン湾クルーズを予約しておりました。

 

しかし前日の夜になっても、バスの集合場所と集合時間がわからず。

クレジットで払ったはずなのに、連絡がないので、数時間に一回電話やメールで連絡。ストーカー並みに分かりうる全ての連絡先に送りましたが、返信はなし。

 

プリーズ センド ミー ア メッセージ

プリーズ コンタクト ミー

プリーズ、、

 

 

プリーズ、、

 

 

プリ、、

 

 

んぬあっー!

もうこのプリーズ1度も届いてないでしょう!!と宙ぶらりんなプリーズがかわいそうでもう諦めました。

 

明日はとりあえず、昔このクルーズを利用した人のブログを見て、集合時間と場所を発見したので、その確認した時間よりちょい早めに着くように行く事にします。

 

 

 

早朝。家の前の門が開かない。

外から鍵が閉められている。

あぁぁぁ。か、、管理人さんめ、、、なんでよりによってこんな日にこんな時間に、お出かけしちゃうんだ。

 

と9ヶ月住んでいて3回目の外から鍵かけ事件が今日に当たる不運を引き当てたことを恨みながら、絶対開かないのに監獄に閉じ込められた囚人がごとく、内側からガッシャン揺らしてみたりもしました。通りすがりの野菜をたくさん持ったおばあちゃんに笑われるだけでした。

 

10分弱でゆったり帰ってきた管理人さんに開けてもらいやっとこさ出発。

 

あんなに遅く出発したのになんとか7:30(予定時刻)にちゃんと到着しました。早朝のハノイが、こんなに通行車両が少なく静かなのを初めて知りました。

 

 

よし。らしき場所に着いた!あとはここで待つだけ。

 

しかし見たくない標識が。

『車両通行禁止』

リムジンバスで行くのに、車入れないんだって。

ふっ。ははは。

 

 

10分くらい待って、こりゃ無理だなと思い始める。

8時を超えたころ、もう一度連絡してみると繋がった!

 

 

すると、

「え、今日?今日はクルーズやってないよ?」

「わ、、what??」

この時のwhatほど、what感満載なwhatは後にも先にもない気がする。

 

「ごめん、あとでかけ直す」

と言われ、もうその寒空の下、待つ意味もなくなり、とりあえずカフェに。

 

 

そして適当に座ったカフェで、朝の8時からバースデーパーティーが開かれている。入るところ間違えた。私が入った瞬間だけ静かなときだったんだ。

とんでもなくその、世界が救われたとばかりに楽しそうな所申し訳ないが、うるさい。

 

 

はぁ。こんだけ悪いこと続いたら、ここからすんごい良いことあるぞ。じゃなきゃ合わない。絶対良いことある。

 

と、念じながら一向に来る気配のないカフェラテを待っているとさっきの旅行会社から、ついに電話が。

 

内容は、

「ソーリー、今コロナで人集まらないから、ほぼやってなくてさー。キャンセルしてもいい?ほんとにソーリーねー。リスケジュールも出来なくもないけど、クルーズが、何日に出れるのか決まってないのよ。ほら、観光客も今はいないじゃない?ソーリー。」

 

と、最初の数秒は物申したいことだらけでしたが、ていねいに謝ってくださったので、諦めてキャンセルに。

 

分かった。

と、しぶしぶ返すと急に向こうも手のひらを返したように、

 

オッケー!サンキュー!ハッピーニューイヤー!

 

ハッピーニューイヤーって。そんなに元気な声ってある?

え、聞き間違えかな。ハッピー、、。ハッピーニューイヤーて。

 

と、ネガティブな感情しかなかった私と対照的な彼女の元気はつらつな声が、しばらく頭のまわりを360度ぐるぐるぐるる。

もうだんだん、面白くなってきてしまいました。

 

 

しかしこれで吹っ切れました。

わたしは本日、ハロン湾に行くことはかなわない。

しかしながら泊まりの荷物を持っている。

 

よし。ニンビンに行こう。

 

 

ハノイからそこまで遠くなく、私の知っている旅行先。

ホテルを調べランキング上位のよさそうなホテルに電話。

「突然申し訳ないんだけど、今夜の部屋空きありますか?」

「ちょうどさっきキャンセルになって、一番いい景色の部屋あるわ。この電話で予約してくれれば値下げもするわよ。ちなみにもしまだ、バスとか手配してなかったら、往復手配してあげるわ。どうする?」

 

「行きます。」

「オッケー。すべて私に任せてください。そこから一番近いバス停と時間をメールするわ。あともちろん今夜の部屋の予約確定メールも送るから、不明点あったらこの電話番号に連絡して。じゃぁ、バス停の場所わからなかったりしたらなんでも私に聞いて。Bye.」

 

というわけで、言葉の節々から漂うテキパキとしっかりしてます感満載の女性との電話一本でニンビン行きが決定しました。

すごく、すごくわくわくしてきました。

 

 

 

 

 

ハノイで2週間限定のお花畑行ってきた

 

皆さんこんにちは。お久しぶりです。おかわかです。

今回は12月頭の出来事なのでだいぶ時差がありますが、来年、再来年と旅行ができるご時世になったときにご参考になればと思い記録させていただきました。

 

最近知り合いとの会話で、ハノイの良いところの話になったとき。そんなんなくない?と言われてしまいました。悲しかったですが、長期で”住んで”しまうとなかなかいいところが見えなくなるのも事実だなぁと感じました。

 

そんななか私の思う、ハノイの良いところの1つは、「自然へのアクセスがいい」ということです。

ハノイの街は、東京に比べて緑やお花が多く、女性の日、母の日、先生の日、などお祝いの日には道端で花束を買う人、売る人が溢れています。

 

 

そんな日常のなかベトナム人から気になる話をされました。

「2週間だけ咲く花ある、たくさん、おばーちゃん行く、写真撮る、Facebookあげる。だからたくさん人いる。2週間だけだから」

 

ととにかくインスタ映えスポット的な感じで人がいっぱいいるらしかったお花畑。

休日に行ってみました。

 

 

場所はこちら。

 

 

バスはお花畑から大通りまで歩いて10分~15分のところで乗れます。

バスの番号は31番、51番A、51番Bの3つだと、私の使っているベトナムのバスアプリが言っていますが、他のバスも止まる可能性があります。51番Bは、終点がロンビエンのイオンモールに行けるバスで、使うたびにここを通るので確実です。

 

ちなみにそのバスアプリ、ベトナムでバスに乗る予定のある方はバスを利用する際に必要な情報盛りだくさんなので、ダウンロード必須です。

 

Tìm Buýt
Tìm Buýt
開発元:Hoa Pham
無料
posted withアプリーチ
さて、お花畑に戻ります。さっそく行ってみるとこのご時世にとんでもない人でした。
当時はまだ12月上旬で、今ほどベトナムの規制が厳しくなかったのもあるかと思います。

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この入口周辺には、アメリカンドッグや綿あめなど屋台がたくさん
 
入口でなんだかすごい勢いでおじさんに話しかけられますが、何かの客引きかと思い、前だけ見て突き進みました。すると後から大声でいろんな人に何かを言われ、あ、これはガチか。と気づき止まると、どうやら入場料が必要的なことを言っている気がしました。
 

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怖くて逃げようかと思ったらばりばり書いてありました。入場料は1人5万ドン。おじさん達笑って許してくれたありがとう。
お金を払い無事入場すると、入口にアオザイレンタルできる場所もありました。
 
そしてここからは、ほぼ写真になってしまうのですがまぁほんと。
とってもきれいでした。
 

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 はぁ。今見ても綺麗。
この時期のメインは、Họa miという上の白いお花です。英語だとNightingale daisy flowerというらしいのですが、無知で和名がわからない。日本にもありそうなんだけどなぁ。わかる方いらっしゃったら教えていただきたいです。
 
このお花は見ごろが11月下旬~12月上旬くらいで、それぞれ咲いてから2週間しか見ごろは続かないそうです。ちなみにこれは12月上旬に行った時の写真です。まだまだとてもきれいでした。とにかくこの白いお花畑が永遠かと思うくらい続きます。
 
しかし上記のお花以外にもたくさん。
 

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12月にコスモス満開なの不思議なきもち

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ちょっと夜更かしのひまわり。


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Hoa mi の次にたくさんあったお花たち。

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お花の種類がたくさんあったけど、お花の名前ってそういえば全然知らない。


お花の上に荷物を置いてしまう人や、抜いてしまう人を取り仕切るために警備員さんがたくさんいらっしゃって、忙しそうに笛をふいていました。
 
そしてどこの国の人も、ほんとうに写真がすきですね。

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行列のできる映え階段。
 
写真を撮るときはおしゃれをして、ラフな格好に着替えられる場所までありました。
 
 
 
入口ちかくで、お花を購入できるところもありました。
たしか8~10万ドンくらいだった気がします(確実な値段を忘れてしまいすみません)

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3件くらいお店があり、新聞に巻いて渡してくれます

このお持ち帰り用のお花は、ご飯屋さんコーナーの入口にありました。

 

一応軽食も食べられるところはありますが、不衛生さが気になる方は食事など済ませてきたほうがよいかと思います。

 

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ヌードル類、バインミー、ソーセージやアイス、飲み物も売ってました。

 

このご飯屋さんまわりをうろうろしてふと足を止めたのがこちら。 

常に外国語に囲まれる海外にいると、日本語への反応がすばやくなる気がするのですが、ここのお花畑にもありました。

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『愛が始まる所』『愛の道』と誰もおらず始まるものも始まらなそうな休憩所

 

ここに人が全くいない理由としては、この向かいにこんなフォトスポットが。
 

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ここが愛が始まる所ね!と思ったらただの壁。
 最後ですが、お花畑をぬけると堤防もあって、その奥に進むとすすき畑もありました。

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いまだにパンパスグラスとすすきの違いが微妙で。君はすすきさんだよね。
夕方ということも相まって、子どもたちの声や、すすきがさらさら揺れる音。ソンホン川の流れで急に学生時代にタイムスリップしたみたいな。なんともセンチメンタルな気持ちになってしまいました。
 
 
子どものころは、大人たちがお花を買ってきたりする気持ちがあまりわかりませんでしたが、社会人になった今。お花とか緑、自然をすごく欲している自分がいます。
 
今回のようなお花畑に行くと、今より自然に近かったあのころに感じていた、いろんなものや人に守られ暮らしていた温かい安心感にくるっと包まれて、ほっとして、少し切なくもなりました。
 
大量の排気ガスとバイクやクラクションの音に疲れた時に、旧市街からバスで約15分。
日本人が多く住むキンマーエリアから約20分で行けるこの自然公園、ぜひチェックしてみてください!

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これが最後のお花の写真ですが、もっとありました。全貌はぜひご自身の目でご覧ください!

最後までご覧いただきありがとうございました。

 
 

ベトナム語しゃべれなくても行ける、ハノイのジェルネイル

お久しぶりの投稿になってしまいました。

こんにちは。2021年もよろしくお願いいたします!

 

仕事が繁忙期だったのですが(言い訳)、それも終わりました。

ここからは割と投稿できるかと思います。がんばります。

 

 

今日はハノイで出来るネイルショップのご紹介です。

 

レストランやアパレルショップを利用するたびに思うのは、ハノイのお姉さん達のネイル率。

とても多くの女性がネイルを楽しんでいる様子に影響されて、今までに3回ほど利用したのがこのお店。

 

 

『halei Shop』

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少しおしゃれな雰囲気なので、混沌とした街の中で目立つ外見

 

チェーン店で、ハノイ中に10店舗以上あるようです。

 

最初に行ったお店は、旧市街周辺。

 

 

教会前の道を北上した先の突き当たりを左折すると、アパレルショップが立ち並ぶ通りに入ります。

その中の左手にある may というお店 の2階にあります。

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車通りが激しい道に面しています。

 

一度、このお店に入ってから中の階段で halei さんへ向かいます。

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店内の様子。パステルカラーの緑と木のあったかい感じ



 足指さして、前日にインスタで調べて決めていた、やってほしいネイルのデザイン画像を見せたら、よーいスタートです。

 

基本、始まる前も、始まってからも、終わるときも「ok」のみでお互いの意図はだいたい伝わります。

 

他のお客さんは誰もおらず、1時間程度で終わりました。

仕上がりはこちら。

 

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夏前だったので、個人的には夏っぽいネイル

 

今でも忘れない、悲しかった出来事は、この新しいネイルでルンルン歩いてる横で、鳥を捌いていたようで。血の混じった水をぶっかけられたことはもうきっとずっと忘れない

 

 

2店舗目はこちら。

 

 

タンロン遺跡の裏通りにある店舗です。

リンラン方面からは、9番のバスで近くまで行けます。

出来上がりはこちら。

 

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好きすぎて、また来るね!て何回も言った(伝わったかは不明)

 

 

その後、手のジェルネイルもこの店舗でやってもらいました。

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大晦日に伺ったのですが、通常通り営業されてました。



 

どちらの店舗も、値段は、

3色 ジェルネイル 200,000 vnd(約1,000円)

をベースにその時によってストーンやらラメやらを足して、3回とも300,000 vnd(約1,500円)以上

かかることはありませんでした。

 

そしてオフのみ 10,000 vnd(約50円)

 

安すぎてびっくり。。

 

一応メニューはあるのですが、何書いてあるかわからず。

 

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mau が色なのはわかるのだけれど、、

いつも担当してくれたスタッフさんの言いなりで、お支払いしています。

ちなみに誕生日月には割引があるようです。

 

塗ってくれたりなんだりする道具やボトルは、表示を見ると中国語だったり、タイ語だったりするので、合わない人はいるかもしれません。

 

 

でも旅行にきた1週間だけでも、この安さならトライする価値ありだと思います。

 

1,500円かからず出来るジェルネイル。おすすめなのでぜひ機会があればご利用ください!

ベトナムで映画を観てきた

とある日の友人との電話で、

「もう映画館行った?海外の映画館って面白いよー!観てる人のリアクションが日本と全然違うもの」

という話を聞きました。

 

 

海外で映画館はそういえば行ったことがないなぁ。と思い調べてみると、ちょうど日本の映画が上映されるイベントが行われていました。

 

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ハノイだけでなく、ホーチミン、フエでも行われている様子

週によって上映される映画は異なっており、

 

①武士の一分

②旅猫リポート

③好きっていいなよ。

④クイール

⑤舟を編む

 

がそれぞれ1週間ごとに変更されて、計1ヶ月行われていました。

 

それを知った時はちょうど「舟を編む」が上映される週だったので、本は読んだことがあって好きだし、よし。と秒で週末の予定が決まりました。

 

その映画館が、ハノイのユニクロ1店舗目が入っているVin Comの8階。立派です。

 

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ユニクロやダイソーのある、Vincom Center Phạm Ngọc Thạch

 

少し英語できる方いたりして、、

と淡い期待を持って、ベトナム語を調べもせずチケットカウンターに行った私がいけないのですが、1人!1人! というベトナム語だけで何とか購入。席も好きに選べました。

 

 

購入後、ベトナムの映画館入るにはレシートたくさんいるんだなぁ、と思いました。けれど、これが後々間違いだと分かります。。

 

 

チケットカウンターの店員さんの言葉に、ポップコーン🍿??

という単語がどこかにあった気がしたのですが、困った時は全部 khong(No) を言っていたので、買えませんでした。

ですが、やはりどこの国も映画=🍿の様子。割引で買えたのか、無料でもらえたのか、9割くらいの人がポップコーンとドリンクを手に、楽しそうにされていました。

 

 

まぁ、映画観れればいいや!(←海外生活でこの切り替えと諦め1番大事な気がする)

 

 

 

 

広告で「縁日も楽しめる」とあったのでウロウロ探してみると、

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この時はガランとしてましたが、映画終わりはとんでもない混雑に

 

 

 

輪投げだけだけれど、海外で日本らしいものに出会って、それが笑顔で迎えられているのをみると、なんとも言えない多幸感に包まれます。

結構人だかりになってて、しあわせ。

 

 

いざチケットもぎってもらうと、ほんとに1人?みたいなことを何度も。なぜそんなに疑う??と思ったら。

 

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よく見たら選んだはずのG-15だけでなく、G-16とか書いてあるわぁー

 

2枚買ってた。

「1人」は完璧に言えてると思ったけど、文章のなかで一部だけベトナム語言ったつもりだと、逆にわからないよな、店員さん英語?ベトナム語?なってたきっと。

 

 

後で偶然英語が話せる方に聞けて、払い戻しは無理だソーリー。今度来た時それ持ってきて、そしたら無料でなんか観れるようにするよきっと。と。

 

まぁ、とりあえず今日は舟を編む観れそうだから、いいや!(part2)

と、チケットもぎった後にある、謎の空間で待ちます。

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First Classという名の、チケットもぎりの先にあるベンチゾーン

 

いざ映画始まると、CM1分くらいでスタート。後からたくさん入ってくる人が、皆んなスマホのライト使って入ってきていて、お!許されるんだ!いいんだ!知らなかった!というきもち。

 

 

そんなにめっちゃ爆笑する場所かな?みたいなところで皆んなが爆笑してるの聞くと、こっちまですんごい面白いこと言われている気がして幸せな気持ちになった。

 

途中、どこかの席で赤ちゃんが大号泣を繰り広げていたけれど、それに対して空気が張り詰めないのは、子どもの多い、この国の好きなところの一つ。

 

 

 

そしてこのお話に久しぶりに触れて、自分なら右をどう定義するだろう、と考えずにはいられない帰り道でした。

 

ベトナムの車が通行する方向。

YouTubeなど動画の再生時間を表すポイントが進んでいく方向。

ベトナム語の声調で"上がり"を表すときに、点の位置が上がっている方向。

bの丸がある方。

洋書を見開き1ページで開いた時に、ページ数が大きい方。

 

 

言葉を言葉で表す。1つの言葉には色んな言葉が絡んでいる。

言葉を紡ぐ、というけれど、この物語に触れると、確かに文章は色んな糸に紡がれて出来た言葉をさらに編み込んで出来上がるものだと実感できます。

 

 

なんだか久しぶりに違う世界に浸った1日でした。

 

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他のスクリーンで行われていた映画たち。余ったチケットを使う口実のおかげで、また来れそう。

 

ただ甘いだけじゃない、ベトナムコーヒーの世界

今日はベトナムコーヒーについてご紹介します。
 
コロナのことをもう少し書こうか、とも思いましたがすでに多くの方がまとめているし、旅行に気兼ねなく行ける世の中になったとき、ここ行ってみたいな、見てみたいな、感じてみたいな、とハッピーな方向に意識が向くほうがいいか、と思い突然のドリンク紹介です。
 
ベトナムに来たことのある方は「飲んだことあるよ!」という人が多いのではないでしょうか。
 
来たことがなくても
友人や同僚がベトナムへ行く=赤い背景に男性と女性がこっちに向かってくるデザインのはっっちゃめちゃ甘いインスタントコーヒーをもらう
 

という流れにより飲んだことある。
という方も多いのでは?

少し申し上げました通り、多くのベトナムコーヒーミルク入りは、

もうそれは!クラっとくる甘さ!

学生時代にその甘さを体験していたため、仕事で渡越した最初のころは避けて通っていました。

しかしあとで知ったのは、ベトナムコーヒーはコンデンスミルクで甘くするだけでなく、たくさんのアレンジ方法があること。
そしてそんなアレンジを加えても存在感を死守してくれるベトナムコーヒーの力強さ。
ベトナムコーヒーはただ鬼甘い飲み物なのではなく、なんとも懐が深い飲み物だったのです。

そこでハノイにある多くのカフェで売られている、ベトナムコーヒー+○○なドリンクをご紹介します。
 
まず1品目はココナッツコーヒー。

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Cà phê cốt dừaまたはCà phê dừa(ココナッツコーヒー)

とりあえず

cà phê

と書いてあったから頼んだけど、なにか間違えた??コーヒーってナンダッケ
とプチパニックになった飲み物。

お店によってココナッツチップが入ってたり、ココナッツシャーベットが入ってたりと色々。

ガツンとココナッツミルクの甘さの後に、
出番を忘れないベトナムコーヒーの濃い苦味。
ただの甘いコーヒーではなく、南国感味わえるので、ベトナムっぽさを感じたい方。

スタバとかの甘い系ドリンク好きで、結構甘いのいけるど!という方におすすめ。

(↑個人の感想)

 

2品目はヨーグルトコーヒー

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旅行者さんにおすすめCộng CàphêのSữa chua cà phê 



味は予想もつかないですよね。
き、君たち共存できたの?!というきもち。

最初はな、なるほど。確かにヨーグルトと、コーヒーだ。

ヨーグルト+コンデンスミルク→コーヒー

という流れで味を感じる。

不思議に後味が、すごく豆。コーヒー豆ってほんとはフルーツ、とかいうけどこれ飲んだら大豆感をすごく感じる。

 

しかしハマってしまい。
一時期毎日飲むくらい、ハマってました。今も週1くらいで飲みたい!となります。

空気すら熱くて呼吸するのもつらい、けど喉渇いた、フルーツ入ってるティーの甘めの酸味はいらない、みたいな時にぴったりでした!

そういえば初めてベトナム語っぽい発音で喋れた言葉でもありました。
(すぅ↓ちゃぁ↑カ↓フェ↑)


ベトナムに来られる際にぜひ、挑戦してみてください!

 

≪番外編≫

ここからは、1度飲んでびっくりしたベトナムコーヒーをご紹介します。

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ESPRESSODA...SODA??

朝ってなんでコーヒー飲みたくなるんですかね。

この時の朝もいつも通りコーヒー飲みたくて。

いつもと違うのは、スーパーでお会計の時に、free!と言われ袋に笑顔で店員さんが入れてくれた缶コーヒーだということ。

 

SODAという文字に寝ぼけまなこな状態で気づくわけもなく。

飲んだら一瞬で眠気が消えた商品。甘いベトナムコーヒーの炭酸でした。

逆に眠いときいいかも。

今でもちょっと、思い出し笑うくらい朝からほんとに、1人で飛び上がった、

暑い国ならではの商品でした。



今日は以上3種類のコーヒーをご紹介させていただきました!
残りはまた今度。
Hẹn gặp lại!(ベトナム語レッスンはじめたよって言いたいだけ)

 

コロナ禍のベトナム入国

2020年がこんなふうになるなんて、全く予想していなかった、3月。

コロナの影響で心なしか人の少ない成田空港からスタートして、ベトナム入国。

最初の難関だった。

 

1週間ほど前から、入国のためには税関を通る前に健康申告書を記入しなければならなくなっていた。

日本にいた頃は、ベトナムがコロナに対して過敏になり過ぎじゃないか?と心のどこかで思っていた。

 

笑顔で元気感を表現しつつ無事入国。

最初の1週間半は何ともなく職場にも行っていた。

 

しかしある日突然、ベトナム入国後2週間経っていない人は外出禁止。1日2回の検温。窓の無いビジネスホテルの一室に4日ほど缶詰になってしまった。

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ホテルに帰って突如渡された隔離要請

 

今思うと2週間丸まるではなく、数日で済んだので良かったのだけれど

なんだかよくわからない虫がベッドの中など、所構わず現れるのは久々にきつかった。

あれはなんて虫だったのかなぁ、と今でも謎。虫の住んでる場所にお邪魔してたから、しょうがないのかもしれないけど。

 

 

隔離中のとある日、後でdoctorが来るよ。と言われた。なんでだろーと思ったら、青い防護服に滴るほどの消毒液をまとったお医者さんらしき(?)人が、ミニーちゃんがど真ん中に鎮座した赤いプラスチックボックスを持って2人、入室してきた。

Doctor:Open your mouth! Say ahhh〜

わたし:あぁぁぁー

 

鼻ちゅちゅってやって、喉ちょちょってやって終わった。後で聞いたらたぶんPCR検査。

結果がいつになっても分からないので、ホテルの人に聞いたら「陰性よ」

あっっさりでした。

早く言って、、と思わずにはいられなかったけれど、聞かなかったのが悪いか。

 

 

外に出れた日はほんと、羽が生えた気持ちで気づいたら10km以上歩いていた。

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10km以上歩いて着いた、ホーチミン廟



 

初の海外転勤の幕開けは、予想と180度違うものだったけれどこれはこれで、不思議で貴重な経験かもしれない。

 

と、今更こんな昔の話を書いているのも、前まで書いていたブログがいろいろありなくなってしまい。やり直し!

今後も、ベトナムでの転勤生活のお話を続けられたらと思います。

よろしくお願いします。